★2023/7/10追記★「近日中にハッシュタグ機能など追加か?」を一番下に追加しました。
こんにちはトモです!
先日の記事ではThreadsの始め方や初日に登録すべき理由の解説を行いました。
本日はThreadsを実際に三日間使ってきて分かったことを紹介していきます!
・ThreadsとTwitterの違い
・Threadsのメリット/デメリット
・ビジネスにどう活用していけるのか
・Threadsの未来像
ThreadsとTwitterの違い
こちらがTwitterとThreadsの主な仕様を比較した表になります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ThreadsとTwitterの機能面の比較
まず最初に結論として、ほとんどの機能においてTwitterが優位性を持っていることが挙げられます。
特にハッシュタグが使えない、キーワード検索ができないなどリアルタイムにいま起きていることを知る、という点ではThreadsは大きく負けてしまっていると言えるでしょう。
逆に画像についてはInstagramと同じ10枚まで投稿可能で、アスペクト比についても縦・横のどちらも16:9まで見切れずに投稿可能です。
Twitterだと縦の画像は3:4になってしまい16:9の画像は見切れてしまうため、この点はThreadsが勝っていると言えるでしょう。
現状はTwitterが有利だが今後のアップデートに期待
では単純に機能面でTwitterが勝っているからThreadsは流行らない、で終わるのでしょうか?
それは絶対にないと言い切れます。なぜならInstagramも過去アップデートを繰り返してきているからです。
こちらは過去にInstagramに追加されてきた機能の一部です。
- 2016年8月:ストーリーズ機能が追加
- 2020年8月:リール機能が追加
- 2020年9月:Facebookメッセンジャーと統合
- 2020年11月:キーワード検索が可能に
つまり今は最低限の機能しか有していなくても、今後アップデートを繰り返してTwitterと同等以上の機能を持つ可能性も十分にあります。
Threadsのメリット/デメリット
続いては機能面以外でのメリットデメリットをみていきましょう!
最大のメリットはInstagramのフォロワーを引き継げること
結論から言うと、最大のメリットは「Instagramのフォロワーを引き継げる(引き継ぎやすい)」ことが挙げられます。
Threadsを開始するときに、このような説明がでるので「すべてフォロー」を選択すると、Instagramでフォローしているアカウントすべてを一括でフォローしてくれます。
そしてフォローした方々がThreadsを開始する際に、同じく「すべてフォロー」を選んでくれればInstagramのフォロワーを引き継いだ状態でThreadsを開始することができるのです!
これはInstagramでフォロワー数の多いアカウントを持っている人にとっては非常に大きなメリットとなります。
デメリットはWeb版がないこと
デメリットのほとんどは、先ほど紹介した機能面の不足になります。
機能面以外のデメリットでいうと、まだWeb版がないことが挙げられます。(正確には投稿の閲覧のみはできる)
基本的に投稿するにはスマホを使う必要があるため、長文を効率的に、かつしっかりと書く際はPCで作文してスマホに転送する必要があります。
ただしこれも機能面の強化と同じく、近いうちにWeb版がリリースされることを期待しましょう。
Threadsをビジネスで活用するには
最後にビジネスで活用するポイントを説明します。
Instagramの思想は「大切な人や大好きなものが、もっと近くに」
まずそもそも前提として、Instagramは「大切な人や大好きなものが、もっと近くに」という点を理念としています。
ということはMeta社が想定しているThreadsの使い方としては、世界情勢を誰よりも早く知る・有益な情報を拡散する等ではありません。
Meta社が考えるThreadsの使い方は、「真に自分が好きな人やものの情報を身近に置いてくれること」といえます。
まずはこの点をしっかりと頭に入れておきましょう。
基本的にはInstagramと同じ運用方法でOK
さて、そうなるとThreadsはどのように運用していくべきでしょうか。
基本的にはInstagramと同じく、「大切な人や大好きなものが、もっと近くに」を第一として投稿を考えることが最適といえるでしょう。
つまりターゲット層が興味のあることや、好きなものをコンパクトにまとめつつ、定期的に上げていくことが重要です。
もし既にInstagramをビジネスで活用できているのであれば、初めの内はInstagramで写真で上げたものを文字に直す、Instagramでは10枚で上げたものを5枚にまとめる、など横展開しやすい方法で問題ありません。
とにかく最初は毎日投稿する癖を付けていきましょう!
Threadsの未来像:Twitterと共存する
最後にThreadsの未来像の予測を行います。
結論としてはTwitterとThreadsは共存していくことになるでしょう。
これまで話した通り、TwitterとThreadsは設計思想や機能が異なります。
これはどちらかが完全に上位互換というものではなく、用途が違うためどちらもSNSとしては残り続けることになるでしょう。
イメージとしては基本実名でキラキラした陽キャのThreadsと、匿名も含む陰キャ多めのTwitterという感じでしょうか。
Threadsもまだ始まったばかりのサービスです。今後も機能追加などあった際は記事にしますので、引き続きよろしくお願いします!
★2023/7/10追記★近日中にハッシュタグ機能など追加か?
Instagram責任者であるアダム・モッセーリ氏が気になる投稿をしています。
自分なりに和訳してみました。
- このアプリがもたらす感動は、我々をこれ以上なく喜ばせてくれます。本当にありがとうございます。しかしこれはスタートラインに立つための競争なのです。
- 本当の試練とはたくさんの誇大広告を打つことではなく、全員がこのアプリを使い続けるに値する価値を感じるようにすることです。まだまだ多くの基本的な機能が足りていません。検索、ハッシュタグ、フォローしている人の投稿を見る、グラフの同期(?)、fedeverse(※)のサポート、メッセージ機能…などです。
- 我々はまさにいまこれらに取り掛かっています。夢のようなチームが動き続けています。しかしすべてを公開するには時間が必要です。
※fedeverse…SNS・ミニブログ・ブログ等を含むWebサイトの公開やファイルホスティングを行う、独立性を保ったまま相互接続されたサーバー群のこと
なんと早速ですが検索機能やハッシュタグ、メッセージについて言及しています。
Twitterと同程度の機能が実装される日は遠くないかもしれませんね。
ますますThreadsから目が離せないです!