WEBマーケティング

怪しいツボでもたちまち売れてしまう、QUESTフォーミュラーとは?

こんばんは、トモです!

皆様もテレビCMや広告動画を見ていると、「なんだか無性に欲しくなるな」と思ってつい申し込んでしまうことはないでしょうか?

実はそれ、人の心理を利用したQUESTフォーミュラーというテクニックなんです。

早速中身をみていきましょう!

10秒で分かるこの記事のまとめ

・QUSETフォーミュラーの使い方
・実際に企業が使っている具体例

QUESTフォーミュラーとは

QUESTフォーミュラーを一言でまとめると、

人の購買意欲を掻き立てるための説明手法のことです。

具体的に、QUESTフォーミュラーとは次の順番で物事を説明することです。

  • Qualiify(興味付け)
  • Understand(理解・共感)
  • Education(教育)
  • Stimulation(刺激)
  • Transition(行動)

読者の皆様の多くは独立しているフリーランスかと思います。

誰かにサービスを売るときに、ただ良いサービスを提供するだけでは売れません。

どのように顧客層に対して売り込んでいくか?がとても重要になります。

一つずつ要素をみていきましょう!

Qualiify(興味付け)

まず最初に相手の興味を惹きつけましょう!

具体例を出して、相手が思わず聞きたくなるような強烈な印象付けをすることが大事です。

興味付けに失敗すると相手は話を聞いてくれません。そのためここが一番大事なフェーズです。

例えば3分話を聞いてくれれば、副業月収が10万円アップする裏技を教えます!と言われたらどう思いますか?

おそらく「怪しいけど3分だけなら良いか・・・」と思って話を聞いてしまうのではないでしょうか。

この時点でQUESTフォーミュラーに乗せられていますね笑。

Understand(理解・共感)

続いては相手の悩みに共感して寄り添いましょう。

書き手が持っている深刻な悩みを提示して、相手が思わず共感してしまうような思いにさせることが大事です。

ずっと派遣社員として働き、給料も増えなくて貯金ができなず結婚もできない…などリアリティがありかつ深刻なものであればあるほど良いです。

相手に「すげー分かる・・・自分もそうだもん」と共感してもらえるようになります。

Education(教育)

次は解決ができる理由を説明して教育しましょう。

きちんと論理だてて分かりやすく、悩んでいる状態を解決できる理由を説明することが必要です。

こういうスキルは世間で需要があり、身に付けるためにはXX時間の学習が必要です。でもこれを一度習得すれば副業ができるようになって、土日に○○時間働くだけで収入アップします!などロジックで説明できるようにしましょう。

Stimulation(刺激)

いよいよ後半です、ここでは相手に未来の姿を見せて申し込みたくなる気持ちを最大化させましょう。

悩みが解決されることによって、どんな理想の世界にいけるのかをイメージさせることが大切です。

例えばお客様の声など、実際にサービスに申し込んだ人のクチコミを書くのも有効です。申し込むことで自分もこうなれるかも…と思わせるような情報を載せましょう。

Transition(行動)

最後は行動のフェーズです。ここまできたら思わずポチっと押したくなるような仕掛けを作りましょう。

最後は「今月限定の無料セミナーはコチラから申し込みを!」などそっと背中を押すようにしましょう。

これまでの4つのステップが上手くいっていれば後は簡単です。

大きく分かりやすく、かつ期間限定のおまけ付きのフォームを設置できれば満点です。

実際にQUESTフォーミュラ―を使うときは、まずそれぞれどんなものを書くのか箇条書きベースで書いてみましょう。

その後にそれぞれに肉付けしていくと、必要最低限の情報でしっかりとQUESTの順番で説明できる資料を作成できます。

QUESTフォーミュラーが使われている具体例

最後に、実際に企業がQUESTフォーミュラーを使っている例を解説します。

Qualiify(興味付け):

あなたにピッタリの自動車保険

Understand(理解・共感):

選ばれる理由
①保険料がおとく!
②業界最高のロードサービス!③高い事故対応満足度!

Education(教育):

①なぜ安いのかを説明。
②ロードサービスの詳細を説明。
③お客様の声を掲載。

Stimulation(刺激):

様々な支払方法もOK!

Transition(行動):

インターネットから簡単お見積り!

 

今日は怪しい壺も売れてしますQUESTフォーミュラーについて解説しました。

これは何かを売るためのテクニックでもあり、逆に自分を詐欺から守るテクニックでもあります。

他にも色々と売るためのテクニックはあるので、次回以降でまた解説します!