こんにちは、トモです!
今日はWEBマーケターがノートPCを選ぶときのポイントについて解説します。
皆様はノートPCを買うときに、家電量販店の店員さんにおすすめされるがままに買ってしまっていませんか?
しかし店員さんがおすすめする機種は必ずしも自分に合ったものとは限りません。
むしろ値段の割にスペックがいまいちなものを買わされてしまうことも多々あります。。
この記事を読むことで自分でパソコンを選ぶことができるようになります!
・Windows vs Macどちらが良いのか
・WEBマーケターが気にすべきスペック
・おすすめの機種3つ
それではいってみましょう!
大前提として抑えておくべきこと
前提①:ノートPCは仕事道具なのでケチらないべし
一番大事な考え方です。ノートPCはお金をかけましょう!
例えば大工さんがボロボロの道具を持って自宅の工事に来たらどう思いますか?
もちろん道具と技術は別ものですが、「こいつヤベェな…」と思いますよね。
つまりボロボロのノートPCでお客様と商談すると同じことを思われるのです。
また、見た目だけではなくノートPCは作業効率に直結します。分かりやすい例が動画編集です。
新しいPCを使うことで、一回の編集で10分編集を短縮化できたとしましょう。
月に12本動画編集をすると、12回*10分=2時間/月だけ時間を捻出できます。
年間に換算すると24時間=1日になり、時給3000円で換算すると72,000円も稼げます。
つまり性能が高いPCを使うことで、より稼ぐことができるようになります!
前提②:WindowsとMacは正直どちらでもいい
よく聞かれるのが、WindowsとMacどちらを使うべきか?という質問です。
結論、今であればどちらを選んでも大差はないので好みでOKです。
一昔前はOfficeソフトの互換性に問題があり、他の人がWindowsで作成した資料をMacで開くと表示が崩れたりしてしまいました。
しかし最近は互換性も問題ないレベルになっており、WindowsとMacで表示が崩れることもなくなりました。
ただ全体的に同じ性能で比較するとWindowsの方が安いので、
予算は抑えめにしたい→Windows
見た目かっこいいのを使いたい→Mac
くらいで決めてしまって問題ありません。
前提③:公式サイトが買うのが意外に安い
あとはパソコンをどこで買うのかも大事です。
家電量販店だとポイントがつきますが、実はメーカーの公式サイトの方が独自の割引をやっており、安いケースも多々あります。
買う機種を決めたら価格ドットコムなどで一番安く買えるところを探してみましょう。
絶対に気にすべきスペック
ではいよいよパソコン選ぶときのポイントを解説します。
絶対に抑えておくべきポイントは5つです。ここさえ外さなければハズレ機種を買うことはありません!
優先して考えるべき順番で5つポイントを紹介していきます!
①メモリ:16GB以上がmust
超超超大事なのがメモリ16GB以上のものを買うこと。
極論、もうメモリだけ気にしていただければ大丈夫と言ってもいいくらい。笑
メモリはアプリケーションを使うときに、データを高速で展開する領域として使われます。
分かりやく言うと、作業をするときの机の広さのようなものです。
皆様も勉強をするときに、A4のノートを広げたらいっぱいの机とさらに参考書や辞書も広げられる机だったら後者が良いですよね。
つまり作業効率に直結するのがメモリなのです。
最近のノートPCなら基本的に8GBはあると思いますが、ここはコストを掛けて16GBにしましょう。
動画編集をメインでやる、かつ余裕があれば32GBにしても良いと思います。
②重量:持ち運びメインなら1kg以下がおすすめ
次は重量です。これは仕事のスタイルにもよりますが、外での作業が多いなら1kg以下のものがおすすめです。
特にパソコンは本体以外に充電ケーブル、マウス、ケースなど付属品を持ち運ぶことが多いので、重量は少しでも軽いほうが身体の負担が少なくなります。
逆にフルリモートのため基本的に自宅作業メインであれば、1㎏後半など重いものでも大丈夫です。
③グラフィックボード:動画編集メインならGeForce搭載にする
次はグラフィックボードです。グラフィックボードは画像処理を行う装置のことです。
サイズが小さい機種や安価なモデルでは備え付けられていないことが多く、その場合はCPUに内蔵されています。
内臓モデルでも軽い動画編集なら全然問題ありません。
逆にアニメーションや3Dをゴリゴリ編集するなら、グラフィックボードを搭載しているものが良いでしょう。
その場合はGeForce RTX3000番台のものを選べばまず安心です!
④CPU:最新世代のCore i5またはRyzen7ならOK
続いてCPUです。CPUは処理速度に影響しますが、そこまで重要ではありません。
なぜならメモリ16GBのものを選べば、まず問題ない性能のものが搭載されているからです。
CPUはWindowsとMacで種類が異なってきます。WindowsではIntel社のCore i Xシリーズ、AMD社のRyzen Xシリーズがあります。
Macも少し前のPCではIntel社のCPUが採用されていますが、最近はApple独自のMチップになっています。
いずれも数字が大きい方が高性能になると思って問題ありません。
選び方としては、Windows→「最新世代のCore i5以上、または最新世代のRyzen7以上」、Mac→「M2以上」で選べば問題ありません。
ここで気を付けるのは、例えば同じCore i5でも世代が異なると性能が変わってくることです。
Intelは毎年新しいCPUを出していて、世代ごとに名称が変わっています。以下は直近のモデルになります。
第9世代(2018年登場) | Coffee Lake-R |
---|---|
第10世代(2019年登場) | Comet Lake-S |
第11世代(2020年登場) | Rocket Lake-S |
第12世代(2021年登場) | Alder Lake-S |
第13世代(2022年登場) | Raptor Lake-S |
そのため古い世代のCore i7より最新のCore i3の方が性能が高いこともあります。
新品で買えば、基本的に最新か一世代前のCPUが搭載されているため、あまり気にしないで大丈夫ですが中古品を買うときは気を付けましょう。
⑤ストレージ:最低512GBあればOK
最後はストレージです。これはデータを保存しておく領域です。
メモリを机の広さとしたら、ストレージは書類を格納する引き出しの大きさになります。
HDD(安価で低速)とSSD(高価で高速)がありますが、今はほとんどSSDだと思います。
こちらも使い方によりますが、256GBとかにしてしまうとすぐに容量がいっぱいになり、いちいちデータを退避させる必要があります。
そのため最低でも512GB、できれば1TB以上にしておけば安心です。
まとめ
これまでの選び方を一覧にすると以下になります。
メモリ | 16GB以上、予算に余裕があれば32GB以上にする |
---|---|
重量 | 持ち運びメインなら1kg以下、自宅利用がメインなら重くてもOK |
グラフィックボード | 動画編集をやるならGeForce RTX3000番台、やらないなら何でもOK |
CPU | 最新世代のCore i5以上、または最新世代のRyzen7 |
ストレージ | SSDで512GB以上、1TBあれば安心 |
おすすめノートPC3選
最後に自分で選ぶのが面倒な人向けに今買えるおすすめノートPCを三つご紹介します!
※本情報は2023年9月16日時点のものになります。
①:コスパ重視の人向け
メモリ | 16GB→問題なし |
---|---|
重量 | 1.38kg→若干重めだがこの価格なら許せるレベル |
グラフィックボード | インテル® Iris® Xe グラフィックス→軽い動画編集ならOK |
CPU | インテル® Core™ i7-1260P→一世代前だがi7なので問題なし |
ストレージ | SSD512GB→普通に使う分には問題なし |
価格 | 9月27日までセールで119,900円→バグっているほど安い!! |
画面 | 14型 液晶パネル (ノングレア)→14インチあればとりあえず困らない |
一つ目はmouseのノートPCです!国内生産のため品質も安心です。
動画編集で軽い編集しかしないならこれ一択で良いかもというレベルの品。
とにかくコスパが素晴らしい。若干重さが気になりますがそこは諦めましょう。
②:がっつり動画編集やる人向け
メモリ | 32GB→問題なし。16GBに変更すると13000円安くなるが32GB推奨 |
---|---|
重量 | 2.2kg→この性能なら仕方がない。。。 |
グラフィックボード | GeForce RTX 4050→動画編集がっつりできる! |
CPU | Core i7-13700H→最新世代のi7なので問題なし |
ストレージ | SSD1TB→動画データが増えてきたら退避しよう |
価格 | 192,980円→この性能なら安い! |
画面 | 15.6インチ ノングレア→動画編集もストレスなくできる大きさ |
※デフォルトではメモリ16GBの構成になっています。
二つ目はドスパラがBTO(Built to Order)として手掛けるraytrekというシリーズです。
こちらは動画編集をがっつりやる人向けの高性能ノートPCです。
どうしても重量は出てきてしまいますが、間違いなく3年は問題なく使えるハイスペックPCです!
③:おしゃれにMacBookを使いたい人向け
メモリ | 16GB→問題なし。 |
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重量 | 1.24kg→同じ大きさのWindowsに比べると若干重めだが許容範囲。 |
グラフィックボード | M2チップ(10コアGPU)→大体の動画編集は問題なし。 |
CPU | M2チップ(8コアCPU)→全く問題なし。 |
ストレージ | SSD512GB→動画データが増えてきたら退避しよう。 |
価格 | 236,800円→Windowsと比べると高いが、下取したときにも値下がりにくい。 |
画面 | 13.6 →単体で動画編集をするには若干小さいサイズ。 |
最後はAppleのMacBook Airです。
MacBookといえばスタバでおしゃれに作業をする人のイメージですよね…!
昔はOfficeとの互換性などに問題がありましたが、近年ではほぼ問題なくなりました。
(というかスプレッドシートなどを使うケースの方が多いかもしれません。)
どうしてもWindowsの同じスペックのものと比べると高くなってしまいますが、下取りしやすいなどメリットもあるため、使ってみるのは全然ありです!
ただしWindowsに慣れている人であれば、無理して使うことはないかなーという印象です。
さて、本日はノートPCの選び方を紹介しました。
ぜひノートPCを買い替える予定のある方は参考にしてみてください!