こんばんは!トモです。
今回も引き続きライティングに関する記事を書いていきます。
今日は潜在意識に働きかける、hidden message(ヒドゥンメッセージ)を解説していこうと思います!
・顕在意識と潜在意識の違い
・潜在意識には逆らえない?
・hidden messageとは
それでは行ってみましょう!
顕在意識と潜在意識の違い
本題のhidden messageに入る前に、顕在意識と潜在意識について説明していきます。
顕在意識とは
まずは顕在意識について説明します。
顕在意識は、「歩いて外に行きたい」、「今日のお昼はラーメンを食べたい」など自分が認識している意識のことです。
文字通り顕在的に意識していることのことですね。
しかしこの顕在意識は意識の内1%しか占めないと言われています。
潜在意識とは
次は潜在意識について説明します。
潜在意識とは無意識とも言い換えられます。
つまり意識せずに「本能的にあれをやりたい」という意識のことです。
何となく無性に甘い物を食べたい、外に出てリフレッシュしたい、など思ったことはあると思います。
このように無意識に何かをしたいという思いが潜在意識なのです。
そしてこれは意識の内99%を占めます。
顕在意識vs潜在意識
では顕在意識と潜在意識はどちらが強いのでしょうか?
顕在意識と潜在意識の割合は1:99です。
言うまでもなく、人の行動は潜在意識に勝てないのです。
顕在意識と潜在意識をイメージ図にすると下記の通りとなります。
顕在意識とは文字通り氷山の一角でしかなく、表層に見えてはいるものの全体のごく一部にしか過ぎません。
例えばあなたが「ダイエットをしてあと3kg痩せたい!」と考えたとしましょう。
しかしつい仕事終わりにビールを飲んでしまったり、仕事中に間食でお菓子を食べてしまった…などの経験はありませんか?
このように人の行動は99%の潜在意識に支配されているのです。
しかし悲観することはありません。
言い換えると、潜在意識を支配するトレーニングさえできれば自分自身の行動をもコントロールできるのです。
潜在意識を変えることは難しい?
とはいえ潜在意識を変えることは一朝一夕には出来ません。
なぜなら潜在意識は、これまで生きてきた積み重ねによって形成されているからです。
自分が生まれてから、幼少期・青年期・中年期とこれまでの行動によって潜在意識は作られます。
例えば子供のころから、「危ないことはするな!まず親に聞いてからやるようにしなさい」と言われた育った人はリスクを回避する潜在意識のもとに行動するようになります。
一方で「自分がやりたいと思ったことは何でもチャレンジしなさい」と言われて育つと、少し無謀でも自分がやりたいことは何でもやる潜在意識を持ちます。
ただしこれはどちらが良くて、どちらが悪いということはありません。
むしろ無意識があるからこそ、人類は生きのびてきたとも言えます。
例えば火の中に手を入れるとヤケドをすることは明らかで、本能的にそのような行動は避けるようインプットされています。
潜在意識を変えるたった1つの方法
理想の未来を持つ
ではどうすれば潜在意識を変えていけるのでしょうか。
それには1つしか方法はありません。
答えは究極の理想の未来を描き持つことです。
前述のとおり、1%の顕在意識は99%の潜在意識には勝てません。
- 痩せたいのについ間食をしてしまう。
- 資格試験の勉強をしないといけないのに、ついYouTubeを見てしまう。
- 副業を始めて収入を増やしたいのに、何も行動せずにダラダラ過ごしてしまう。
多くの人が無意識に引っ張られてしまい、行動を変えられずに堕落してしまいます。
自分の潜在意識を変えて、行動を変えていくためには、「究極の理想の未来」を持つしかありません。
例えば年収360万円で、今後昇給の見込みもなく収入を上げたいサラリーマンを考えてみましょう。
この人にとって理想の未来は、安定してもっと高い収入を得ることです。
そのための手段としてはいくつか考えられます。
- 今よりも給与の高い会社や業界へ転職をする
- 土日に副業を行い追加の収入を獲得する
- スキルを習得して自分で起業独立をする
この理想の未来を思い描いてれば、次のような行動を自然と取るはずです。
- 転職サイトに登録してエージェントから話を聞く
- 自分に合った副業を探して、既に副業を始めている人の話を聞く
- 起業準備のためにスキル習得の講座を購入する
理想の未来を紙に書いて貼る
理想の未来を思い描いただけでは、すぐには無意識は変わりません。
そのためのオススメのテクニックを紹介します。
それは理想の未来を紙に書いて、見えるところに貼っておくことです。
自分の目に入るところであればどこでも構いません。
例えばトイレの壁、洗面所の鏡、PCモニタの枠などがあるでしょう。
どこでも良いので毎日目に入るところに貼っておくのです。
そうなると次のように変化が起きてきます。
- 毎日理想の未来を視覚的にインプットする
- 日々の行動が理想の未来に近づくものでなければ、焦りが生まれる
- 自然と理想の未来に近づくための行動を取るようにする
- 潜在意識に理想の未来が刷り込まれる
- 最終的に理想の未来に近づいていく
上記以外にも、スケジュールを作ってみたり、タスク管理を行なったり、日々の行動を振り返ることも有用です。
顧客の潜在意識を変えるhidden messageとは
さて、ここまでは自分自身の行動を変える方法を見てきました。
しかし皆様はマーケターとして、顧客の行動を変える方法も知りたいのではないでしょうか?
ここからは顧客の行動も変えてしまうテクニックを紹介していきます!
情報の二面性
まず情報の二面性というものを説明します。
情報は次の2つから構成されることを覚えてください。
- 表面的な情報:顕在意識にアプローチする。商品の機能や価格などのこと。
- hidden message:潜在意識にアプローチする。
商品の見た目、価格、機能などは表面的な情報です。
一見重要に思えるこれらの情報は、顕在意識にアプローチするため実は購買の意思決定には影響を与えません。
むしろ大事なのは意識の99%を占める潜在意識にアプローチするhidden messageなのです。
hidden messageとは
ではhidden messageとは一体何なのでしょうか?
これを一言で表すと
「言葉や行動の裏側に隠されたメッセージ」のことです。
分かりやすい例でいうと、京都弁の「ぶぶ漬けでもどうどす?」です。
こちらは文字通りの意味ではお茶漬けでもどうですか?となりますが、真の意味は「そろそろお帰りください」となっています。
つまり文字の裏に隠された意味を考えることが大切です!
ブランディングでは諸刃の剣となる
このように裏に隠されたhidden messageですが使い方には気を付ける必要があります。
なぜなら自分が意図しない意味合いで受け取られる可能性もあるからです。
よくSNSや広告で「月収100万円を達成!」という文言を見ると思います。
本人としては「これだけ稼げるんだ、すごいっしょ!」というメッセージを伝えたいのでしょう。
しかし読み手側としては、
- 月100万円までしか稼げない人
- お金のことしか考えていない人
という風に捉えられてしまう可能性があります。
仮にそうでなくても、このブランディングではお金のことしか考えない人しか集客できないことに…。
その結果、自分の周りにはお金のことしか考えない人が集まることになります。
今日はhidden messageについて解説を行いました。
次回からは少し経営戦略について触れていこうと思います!