こんにちは、トモです。今日はブログのSEO対策で行うべきことを5つのステップに分けて解説します。
結論、この記事に書かれていることをきちんと行えば、SEO対策は十分できるようになっています!
・SEO対策の全体の流れ
・5ステップそれぞれの詳細の紹介
SEO対策全体の流れ
まず、SEO対策の全体像をこの流れに沿って行うことが大事です!
よくあるのが「コンテンツの質を上げること(=相対的な評価を上げる)」に注力してしまい、前段階の対策が疎かになってしまうケースです。
基本的にGoogleに気に入られるコンテンツを作ることがSEO対策では重要になりますが、土台となる部分の設計をミスってしまうと本末転倒です。
それでは一つずつ中身を見ていきましょう!
サイトの目的設定
まずはWEBサイトの目的を改めて考えてみましょう!
商品を売る場合:コンバージョンを高める
例えば、WEBサイト上で商品を売っているケースであれば、とにかく成約(コンバージョン)を増やすことが目的となります。
極端なケースですが、1000アクセスで1コンバージョンよりも100アクセスで5コンバージョンを目指すべきです。
認知度を上げたい場合:アクセス数を増やす
一方で商品を売るわけではなく、自分のブランディングのために認知度を上げたい場合、とにかくアクセス数を増やすことに注力すべきです。
この場合は売上獲得よりアクセスを増やすキーワードを選定するようにしましょう。
このように目的によって対策すべきキーワードが異なってくることもあるため、まずサイトの目的は何なのかを明確にするようにしましょう。
SEOキーワードの選定
キーワード候補を洗い出す
キーワードプランナー、サジェストツールを用いて候補を洗い出す
まずはキーワードプランナーやサジェストツールを用いて候補となるキーワードを洗い出しましょう!
以下のサイトが有名です。
キーワードプランナー
Google広告が提供している無料のツールで、広告を設定するときに使うためのものですがブログのキーワード調査にも使えます。大まかな検索ボリュームも調べることが可能です。
ラッコキーワード
調べたいキーワードに関連するワードを調べることが可能です。無料でも使えますが、検索ボリュームは調べることができません。
Ubersuggest
こちらも無料で使うことができるツールで、関連するキーワードと検索ボリュームの両方を調べることが可能です。
※詳しい使い方などはまた別記事で解説します。
キーワードのグルーピングを行う
続いてキーワードのグループ分けを行います。
これは類似のキーワードを同じグループでまとめていく作業のことです。
例えば、「フリーランス」と「個人事業主」は意味合いとしては同じものになります。
それぞれで記事を作ってしまうとカニバリ(いわゆる共食い)が発生してしまい、SEO上の評価が下がってしまうのです。
そのためある程度似た言葉を同じグループに分けておくことで、カニバリを防ぎます。
キーワードのクラスタを整理する
最後にグループ分けしたキーワードの関連性を整理します。
これは親子関係を整理するイメージで大丈夫です。グループ間の関係を整理しておくことで、記事の内部リンク設計のヒントにすることができます。
キーワード候補の優先順位を付ける
続いて、優先的に狙いにいくキーワード候補の順位付けを行います。
具体的には次の三つの軸で評価を行います。
検索ボリューム:高い方が良い!
検索ボリュームは大きいキーワードの方が優先度は高くなります。これは上位表示しやすさが上がるためです。
コンバージョンまでの近さ:近い方が良い!
これは商品を販売しているページの場合になりますが、成約に直結するキーワードの方が優先度を高めにするべきです。
競合の強さ:低い方が良い!
最後は競合の強さです。こちらは当然競合が弱いキーワードの方が優先度が高くなります。
これら三点のバランスを考えた上で優先的に狙いにいくキーワードを定めるようにしましょう。
ここで気を付けることとして、三点いずれも完璧なキーワードは存在しないということです。
キーワードに対応したページを作成
続いてキーワードに対応したページを作るようにしましょう!
問題:「東京 税理士」で上位表示を取るには?
ここでいきなりですが問題です。
「東京 税理士」で上位表示を取るにはどのようなページを作ればいいでしょうか?
・・・・・
・・・
・
まずは検索結果を見てみましょう。
最上位は東京税理士会となっていますが、その下には税理士の比較サイトが並んでいることが分かります。
これはつまり「東京 税理士」で検索をする人は東京でおすすめの税理士を探している
→比較一覧の情報を求めている
→東京の税理士をまとめたページを作れば上位表示を期待できる
ということが分かります。
逆に例えば、自分が税理士法人のウェブサイトを運営しているとしましょう。
このとき「東京 税理士」で上位表示を狙いたいなら、東京で対応可能な税理士一覧のページを作るべきということが分かります。
キーワードを検索する人が求めている形の記事を書くことが大事
先ほどの例のように単純にキーワードの内容に沿ったコンテンツを作るだけではなく、訪問者がどのような意図を持ってGoogleに検索文を打ち込んだのかを考え抜くことが重要です。
マイナス要素をなくす
続いて検索エンジンの仕組み上、マイナス評価となってしまうことをなくしていきましょう。
検索結果が表示されるまでの流れ
URLの検出
まずGoogleがWEB上にあるページを把握します。
もちろんこの時にURLが間違っていると元も子もありません。
検索ロボットがクロールを行う
続いて、Googleの検索ロボットがページにアクセスして内容を把握します。
このときにロボットはHTMLファイル、CSS、画像ファイルなどを読み込みます。
インデックスの登録
解析した各ファイルをGoogleがデータベース上に登録します。
このときインデックスに登録されないページはまず検索結果にも表示されません。
検索結果に表示
ユーザが検索した文言に対して、最高の回答を示すサイトから順番に表示する。
ざっくり問題点を調べるには
問題点を調べるためには、まずGoogleサーチコンソールにアクセスしてみましょう。
左メニューのインデックス作成→ページ→ページがインデックスに登録されなかった理由でインデックスされない理由とページを調べることができます。
多くはゴミページであったりしますが、この中に上位表示させたいページが含まれていた場合、優先的に原因解析を行いましょう。
ここの原因についてはより詳細を別記事でまとめるようにします。
相対的な評価を上げる
最後に他サイト比べたときに魅力のあるコンテンツを作り上げましょう!
具体的に心がけるポイントは次の通りです。
顕在ニーズ、潜在ニーズを満たす
当たり前ですが訪問者の悩みを解決したり、ニーズを満たすようなコンテンツ作りを意識しましょう。
これは前段のSEO対策で狙いたいキーワードがしっかりと設計されていれば概ね問題ないといえます。
記事数や被リンクが十分であること
続いてはWEBサイト内に記事数が十分あったり、できるだけ権威性のあるサイトからリンクされることを目指しましょう。
被リンクは自分の努力だけでどうにかなるものでもありませんが、記事数については頑張れば増やせるはずです。
最低でも30記事、できれば50記事以上は書くようにしましょう。
実体験に基づくオリジナルコンテンツであること
他人の受け売りではなく、自分が体験して自分にしか書けないコンテンツを書くようにしましょう。
その際、例えば文字だけで無く自分が撮影した写真などを入れることで、Googleにも独自コンテンツであることをアピールできるようになります。
また、自作の図表やイラストを挿入することも効果的です。
今日はSEO対策について1から解説を行いました。
各ツールの詳しい使い方などは解説する時間が無かったため、また別記事で詳しく説明しますね!