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【有料級】これだけ守れば採択間違いなし!補助金申請のポイント3選

こんにちは!トモです。

今日は前回の記事に引き続いて補助金のテーマです。

まだ前回の記事を読んでいない方は、ぜひこちらからご覧ください。

今日のテーマは補助金申請で採択されるための申請書の書き方です!

通常、補助金を採択されるためにはSWOT分析、競合分析、売上予測…など様々な情報を事業計画書に書く必要があります。

ほとんどの人が上記の単語を聞くだけで書くのを諦めてしまうのではないでしょうか。

その気持ちはすごく分かります…自分も少し前までそうでした!

しかし補助金申請を何件かこなしている内に気付きました。結論から言うと、

たった3つのルールを守るだけで飛躍的に採択率が高まります!

では早速中身を見ていきましょう!

10秒で分かるこの記事のまとめ

・補助金申請書を書く時の3ポイント
・外部コンサルに委託する際の注意点

採択されるための3つのポイント

審査項目をすべて記載する

1つ目のポイント、それは審査項目にすべて答えることです。

補助金は細かいルール、制度内容が公募要領という資料で解説されています。

そして公募要領に審査する項目もすべて公開されているのです。

例えばこちらは「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の公募要領になります。

分かりやすい例として「(2)技術面 ②」を見てみましょう。

②試作品・サービスモデル等の開発における課題が明確になっているとともに、補助事業の目標に対する達成度の考え方を明確に設定しているか。

と明確に書かれていますよね。こちらに対しては、以下のことを書けば審査項目を満たします。※内容は適当。あと実際にはもっと細かく書く必要があります。

  • 新しく生産機械を導入する際に、従業員が機械の使い方を習得するまで時間がかかり、生産性が上がらないという課題が考えられる。そのため機械メーカーと勉強会を開催し、機械の使い方を早期に習得する。
  • また、達成度としては一時間あたり30個以上生産すればS、20~29個生産すればA、19個以下であればBとして基準を設定することとする。

もちろん自社の強みとか、やりたいことを書くのも大事です。

しかしまずは公募要領に記載されている審査項目にすべて回答するような申請書を作成しましょう。

誰が読んでも分かりやすい文章にする

2つ目のポイントは、一度読んだだけで理解できる分かりやすい日本語で書くことです。

一般的に審査員は多数の案件を、短時間で処理する必要があると言われています。

そのため一件一件じっくり時間を掛けて読むとは考えづらいです。むしろ一件を数十分で完了させることも考えられます。

では分かりやすい文章とは何でしょうか?ライティングを一から学ぶ必要があるのでしょうか?

・・・そんなことはありません。このコツを守るだけで誰でもすぐに分かりやすい文章を書けるようになります。とにかく以下だけ心がけてください!

  • 一文はなるべく100字以内にする。長くても120字。
  • 「その」とか「あの」といった指示語は使わない。
  • グラフやイラストを多くする。(ネット上のものをTTPでOK)

どうでしょうか?簡単な気がしませんか?

小難しいテクニックを習得するくらいなら、まずは上記のみを忠実に守ってください

取れる加点項目をすべて取る

3つ目のポイントは加点項目です。

加点項目とは条件を満たすだけで審査において加点され、有利になる制度です。

ただし取ったからと言って必ず採択されるわけではなく、逆に取らなくても採択されることもあります。

再び先ほどのものづくり補助金の公募要領を見てみましょう。

・・・なんか見慣れない言葉が並んでいますね。笑

実はこの中だと「②政策加点:②ー2:パートナーシップ構築宣言を行っている事業者:というものがありますが、これはWEBからたった10分で完了する手続きをやるだけなんです。

一方で「①成長性加点:経営革新計画」はこれ単体で補助金申請と同じくらい労力がかかるため、加点目的での取得はオススメしません。

このようにボーナスステージのように簡単に取れる加点項目もあるため、補助金を出す際は必ず全ての加点項目を確認して、簡単に出せるものがないか確認しましょう。

外部コンサルを使うのもアリ。ただし注意点が…

本日説明したポイントを守れば、あなた自信で補助金申請を行い、採択されることは十分に可能です。

しかしどうしても事業が忙しく、そこまで手が回らない方もいるでしょう。

そんな時は外部のコンサルに委託するのもありです。ただし特に費用で注意点があり、まとめて気を付けるべきポイントを書いておきます。

  • 着手金は5万円~15万円が相場、無しにすることも出来るがそうすると成功報酬が高くなる。
  • 成功報酬の相場は補助金額の10~15%、20%を超えてくると少し高い業者。30%は高すぎるのでやめておこう。
  • 報酬の発生タイミングと、コンサル側の作業条件も要確認。採択されたら支払うのか、補助金が入金された後の支払なのか。

世の中にいわゆる補助金コンサルはたくさんいます。中にはぼったくりな悪質業者がいることも確かです。

不安な方は地元の商工会議所、信用金庫などで無料相談を受けてみるのもありかと思います。

では最後に今日の復習です!

  • 補助金申請で採択されるには「公募要領を読んで審査項目をみたす・分かりやすい日本語で書く・加点項目を確実に取り切る」こと。
  • 悪質な補助金コンサルには騙されないようにする。

ぜひ補助金を獲得して、皆様の事業スピードを爆上げしましょう!